お気に入りの里芋料理
里芋料理の定番と言えば、お雑煮、筑前煮や煮っころがしなどの煮物を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。今日は、我が家で大人気のちょっと意外な里芋料理を紹介します。
私の住むチューリッヒでも里芋は、冬になるとオエルリコン にあるアジアンショップ、ベトナム系のAsian Way、または中華系のLian Hua GmbHへ足を運べば、よく店頭に並んでいるのを見かけます。里芋以外にも一般的なスーパーで入手できない小口ネギやみりん、醤油は一般的なスーパーよりも安く売られています。
もちろん里芋はここでは高級品なので、我が家では、お正月のおせちに入れる筑前煮とお雑煮用として購入するくらいなのですが、それに増して家族が喜ぶメニューが「里芋と豚肉の照り焼き」です。
スイス在住のため、材料を入手するハードルが日本に比べて高いですが、簡単にできるのに満足度の高いご飯のすすむ一品です。普通の日本にお住いの方には、さらに手軽で美味しいメニュー、間違いなしですね。小さい子供も完食してくれるメニューです。
【材料】(2〜3人分)
里芋 約4個
豚薄切り肉、または豚のこま切れ肉 150g
片栗粉 大さじ1
小口ネギ 適量
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
(砂糖 小さじ2)
①里芋は皮を剥き、一口大に切って耐熱皿にのせ、ふわっとラップをする。里芋が柔らかくなるまでしっかりレンジで加熱する。
②調味料を合わせておく。(砂糖はお好み)
③ネギを刻んでおく。
④里芋と豚肉に片栗粉をまぶしておく。
⑤フライパンに油をひき、中火で豚肉を炒め、豚肉が焼けてから里芋を入れ、さっと炒める。
⑥合わせておいた調味料をフライパンに入れ、混ぜ合わせる。
⑦とろみが出たら火を止め、器に盛り刻みネギをのせる。
※④の片栗粉をまぶす工程は、以下のように省略できる。茶こしに片栗粉を入れたものを用意しておき、フライパンに豚肉を入れた直後に茶こしで片栗粉をふって混ぜる。里芋も同様。